アレクサンドル(ジャン=ピエール・レオ)は定職もなく、ブティックを経営する年上のマリー(ベルナデット・ラフォン)の世話になって暮らしている。ある朝早く外出した彼は元婚約者の細菌学教師ジルベルト(イザベル・ヴェンガルテン)を学校の前で待ち伏せして愛を告白するが、彼の生き方が理解できないシルベルトは拒絶する。振られたアレクサンドルはカフェで目のあった別の女に声をかけ、ヴェロニカ(フランソワーズ・ルブラン)という名の彼女の電話番号を聞き出す。