妻に先立たれたオーヴェは、これから一人で生きていくことに希望が持てず、哀しみにくれていた。しかし隣りにパルヴァネ一家が引っ越してきたことから、彼の暮らしは一変。一家は車の駐車やハシゴの貸し出し、病院への送迎、娘たちの子守りなど、オーヴェに罵声を浴びせられても次々に厄介事を持ち込んできた。やがてオーヴェは隣人に心を開いていき、愛する妻との思い出を話し始める。