経営不振のテーマパーク<中世の世界>のスタッフとして働くジャマールは、ある日、城のお堀の底に光るメダルを発見する。手を伸ばした瞬間に水中へドボン。なんとか岸に這い上がると、そこは14世紀のイングランドだった。そんなことは露知らず、ジャマールが森を抜けると、そこには見慣れないお城が。あまりのリアルさに感心するうち、なぜか人違いをされて城主レオ王のもてなしを受けてしまう。どこかおかしい、と気付き始めたジャマールに、美しい侍女ヴィクトリアが近づき、なんと王の暗殺計画をもちかけるのだった……。