母ぎつねが猟犬に追われていた。もう逃げ切れぬと悟った母ぎつねは、くわえていた子ぎつねを農家の柵のそばに隠すと森の中へ走っていった。やがて、銃声が響き、母ぎつねは2度と戻らなかった。木の上からこの様子を見ていたふくろうのビッグママは、仲間の騒がしいきつつきのブーマーとひょうきんなすずめのディンキーを呼び集め、子ぎつねを農家に住むトゥード未亡人の所へ連れてゆく。心優しい彼女は、子ぎつねにトッドという名を付けて大切に育てることにした。