葬儀屋の中本は、故人の葬儀について、その兄で喪主を務める昇から難題を突き付けられる。それは“弟の仕事は工業用ロボットの金具製作。弟の孫に、爺さんがどんな仕事をしていたのか、分からせてやりたい。だから、ロボットを使った映像を作れ”というもの。昇は更に“それに派手な音楽付けて式で流そう”、“葬式にロボットを呼べ”と無茶な要求を連発。果たして、葬儀は一体どうなる……?