1986年の長崎。小学5年生の久田(番家一路)は斉藤由貴とキン消しが大好きで、夫婦喧嘩は多いが愛情深い両親と弟と暮らしている。竹本(原田琥之佑)は家が貧しく、クラスメイトから避けられている。そんな二人は、ひょんなことからイルカを見るためにブーメラン島を目指すことに。海で溺れかけたり、ヤンキーに絡まれたり、散々な目に合う。この冒険をきっかけに二人の友情が深まるが、別れを予感させる事件が起こってしまう……。