役者のなつめは、自身が初めて監督出演をした映画で、彼と出逢った。現実と芝居の狭間から抜け出せないなつめは、役者「なつめ」と本名「みよこ」の間で、本当の自分がわからなくなっていた。そんな「みよちゃん」を幼馴染の幸之助はいつでも支えた。僕のみよちゃん。彼となつめ。