仕事熱心で正義感の強い若手教師カーラ(レオニー・ベネシュ)は、新たに赴任した中学校で1年生のクラスを受け持つことに。ある日、校内で続発している盗難事件の犯人として教え子が疑われてしまう。校長らの強引な調査に反発したカーラは自ら真相解明に乗り出し、職員室にカメラを仕掛けたところ、ある人物が盗みをはたらくところが記録される。盗難事件をめぐるカーラや学校側の対応は噂となって広まり、保護者は猛烈に批判、生徒の反発や同僚教師との対立を招き、カーラは孤立無援の状態に陥っていく。