石川省吾（ミッキー・カーチス）は妻に先立たれ、田舎で一人暮らしをしている。離れて暮らす息子夫婦との関係はうまくいっておらず、唯一の趣味であった紙相撲もとうの昔に卒業していた。そんな省吾の家に、親子ほども年の離れた若いヘルパーのユミ（丸純子）がやってきて、生活を共にすることになる。当初、戸惑っていた省吾は、次第にユミに亡き妻の面影を重ね、彼女のエッチな妄想を夢見るようになる。ある日、省吾が紙相撲に興じているのを、ユミが偶然見てしまう。省吾は馬鹿にされると思ったが、ユミは紙相撲に興味を示す。ふたりはいっしょに紙相撲で遊ぶうち、いつしか惹かれ合うようになる。そこに、ユミの養父と名乗る男が現われる。