中学3年生の合唱部部長・岡聡実(齋藤潤)は突然、ヤクザの成田狂児(綾野剛)からカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないというのだ。狂児の勝負曲はX JAPANの『紅』。嫌々ながら、狂児に歌唱指導を行う聡実。二人はカラオケを通じて少しずつ打ち解けていくが、“ある事件が”起こり……。