ガンが見つかった石崎誠吾(升毅)は、入院し闘病生活に入る。一方で元音楽教師の妻・八重子(高橋洋子)が若年性アルツハイマーであることが判明。次々に様々なことを忘れていく彼女に戸惑いつつ、ガンと闘いながら八重子の介護をするうちに、彼は妻がゆっくり時間をかけ別れを言おうとしていると悟る。