別荘で過ごす一家の一日の出来事。作家である父親のダビッド(グンナール・ビヨルンストランド)、十七歳の息子ミーナス(ラルス・パッスガルド)娘のカリン(ハリエット・アンデルソン)と、彼女の夫、医師のマーチン(マックス・フォン・シドー)の四人。或る日の夕方、父親と医師は海に網打ちに出た。そこでカリンの病気がはかばかしくなく、彼女の精神分裂症は悲観的な結果しか予測出来ないことを父親は聞いた。夜中、カリンは眠れないままに父を訪れた。そこで父の日記を見た。