ニューヨークの富豪ブロツク家の娘コーネリアとアイリーンは少し気が変だった。それは母親のアンジェリカから受けた血統らしく、母親はいつもカーロというジゴロを傍らに置いていた。アイリーンは美貌の持ち主だが、姉のコーネリアには何時も馬鹿にされていた。ある時、パーティーで「屑探し」競技が催されたが、姉妹はルンペンを連れて行って一等を獲ようと、河端のルンペン村へ赴いた。