Water

Water
2005 · 短編/ドラマ · 日本
28分
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夏、長崎の高校水泳部。主将の凌雲(滝口幸広)は高校生活最後の県大会で好記録を出すため、連日、部活仲間との練習に明け暮れている。そんなとき、水泳部のメンバーで、いつも一緒にツルんでいる親友の圭一郎(川口覚)から、彼が東京の大学への進学を希望していることを、聞かされる。圭一郎の真意を問い質す凌雲だが、どうやら圭一郎の決意は固い。立ち去ろうとする圭一郎を、凌雲は「行くなって、わざわざ東京になんか」と後ろから羽交い絞めにする。凌雲の腕を払いのけながらも、当惑を噛みしめる圭一郎。凌雲の実家は酒屋を営んでいる。兄(田中鈴之助)が半年前にバイク事故で命を落とし我が子の死を認めることができない凌雲の母(伊藤かずえ)は、時に凌雲を「お兄ちゃん」と間違えて呼んでしまうように、いまだに情緒不安定だ。そんな切羽詰った現状の中、凌雲は高校卒業後、父を手伝い、家業を継ぐ決意をしたのだった。

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