千羽づる(1989)

千羽づる(1989)
1989
96分
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昭和29年4月、広島。理髪店を営む佐々木夫妻の娘・禎子は小学6年生になった。活発で心の優しい禎子は友達も多くスポーツも得意。秋の運動会では駆けっこでクラスを優勝に導くなど楽しい学校生活を送っていた。しかし、秋の終り頃禎子は風邪をひいてリンパ腺を腫らした。なかなか治らないので近所の医者はABCC(原爆傷害調査委員会)の検査を受けるよう勧めた。その結果、禎子は風邪ではなく、被爆が原因の白血病だった。

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