南フランスの農村で優しいママと共に貧しくとも幸せいっぱいに暮らす11 歳の少年レミ(マロム・パキン)だったが、長いことパリへ出稼ぎに行っていた義父がレミを旅芸人の親方ヴェタリス(ダニエル・オートゥイユ)に売り飛ばしてしまう。情の深い親方はレミの歌の才能を見出し、レミは犬のカピや猿のジョリクールと交流していく。旅芸人の一座に加わり様々な出会いや困難を経て懸命に旅を続けるレミを、ある運命が待ち受けていた……。