サン・マロの外れの大きな屋敷に住むカトリーヌ(ジャクリーン・ビセット)が、新しい家政婦ソフィー(サンドリーヌ・ボネール)を雇った。夫ジョルジュ(ジャン=ピエール・カッセル)や連れ子のジル(ヴァランタン・メルレ)もソフィーの仕事に満足する。大学生で週末だけ家に戻ってくるジョルジュの連れ子ミリンダ(ヴィルジニ・ルドワイヤン)は親切だ。だが実は彼女は非識字者で、そのことに強烈なコンプレックスを感じ、ひた隠しにしていた。郵便局員のジャンヌ(イザベル・ユペール)は彼女に興味を持ち、やがて親友になり、テレビを見るため度々屋敷に来た。