ニコラ(ブリュノ・トデスキーニ)とマリー(ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ)は、結婚して15年になる夫婦。彼らは友人ヴァンサン(ルイ=ドー・デ・ランクサン)の結婚式に出席するために、リスボンからパリにやってきた。友人たちからは“理想のカップル”として見られている二人だったが、実は彼らは離婚することを決めているのだった。二人はホテルに着いても、些細なことからすぐ口論になる。やがて結婚式が終わり、パーティーからホテルに帰ってきたあとも、やはり喧嘩。そして勢いでニコラはホテルを出て行ってしまうが......。