オクスフォード大学の哲学教師をしているスティーブン(D・ボガード)は、妻のロザリンドが三人目の赤ん坊の出産で、二人の子供と実家に帰っているある夜、書斎でタイプを打っていた。突然急ブレーキの音がし、すさまじい衝突音が続いた。車には教え子のウィリアムとアンナ(J・ササール)が乗っていた。スティーブンが駆けつけた時、ウィリアムはすでに死んでいたが、アンナは放心状態だった。