描くべきテーマを見失ったカントクは、東京を離れ故郷・山口県宇部市をさまよう日々を送っていた。そんな時、線路で彼女と出会う。風変わりな出で立ちで“明日は私の誕生日なの“と言い続ける彼女は、どこか病んでいるようだった。やがて、二人の間に奇妙な連帯意識が芽生えていき…。