31歳で留学帰りのキャリアウーマン、チ・ウニ(キム・ハヌル)は、ファッション誌の編集者として働いている。しかし仕事で左遷されたり、友達は子育てや結婚の話ばかりでうんざりしていた。そんなとき、昔飼っていた犬のモモを思い出す。ある日、ウニは自宅のバスルームに見知らぬ男の子がいるのを見つける。彼はカン・イノ(チャン・グンソク)という名前のダンサーで、イギリス留学中にプリマドンナに大怪我をさせたことを悔やみ続けていた。ウニの弟ウンス(チェ・ジョンフン)が、家を追い出されたイノを泊めて部屋代を稼ごうと連れてきたのだ。ウニは反対するが、雨の夜、家の前で段ボールに入って待っていたイノを家に入れてしまう。