聖エリザベス看護女子寮に、ある日、夫の忠夫と別れた由紀が出戻ってきた。独身時代、彼女のご乱行のために、寮長が何度も代ったという伝説の持主である。寮長の芳恵は、由紀のために監視を強化する。かって、忠夫と由紀を争った医師の児玉は彼女が戻ってきたので大喜び。一方、忠夫は由紀とよりを戻そうと、何とか寮に忍び込もうとする。その頃、由紀に追い出され、隣室で典子と同居するはめになった真弓のところへ、恋人の誠が忍び込もうとしていた。