MOMOKOは、母や幼なじみのモトハルと遊園地で過ごした6歳の時の夢を見た。その日から、彼女はガラスを破壊できるサイコキネシスを身につける。モトハルもまた、精神を集中させると物を移動させることのできる力をつけていた。近頃MOMOKOの通う高校では誘拐事件が多く、特別な能力を持っている生徒が数日行方不明になったのち、その間の記憶ともとの才能を失って帰って来るのだ。