キャリアウーマンのマーガレット・フロール(ソフィー・マルソー)は、ココ・シャネルやエリザベス・テイラーなど理想の女性に自分を重ねながら、同僚でパートナーでもあるマルコム(マートン・コーカス)とともに、プラントを売る仕事に没頭している。マーガレットの40歳の誕生日、公証人と名乗る老人が家族のことで署名がほしいと職場にやってくる。マーガレットはその見覚えのない老人メリニャック(ミシェル・デュショソワ)から受領書を受け取り、“マルグリット・フロール”と書かれていることを指摘しながらサインをする。彼女が誕生日であることを知っていたメリニャックは、1通の手紙を差し出す。マーガレットが手紙を開けると、それは7歳の誕生日を迎えたころの自分からの手紙だった。