大学教授で陶芸家の父親の都合により、日本に転校することになった韓国人の少年、ミン(イ・ジュンギ)。京都にやってきたミンは、マウンテンバイクで街を走り回っていたおりに、神社で一人の日本人女子高生、七重(宮崎あおい)と出会う。澄んだ瞳を持つ七重に一目惚れするミン。偶然にも、七重はミンが転校した学校の生徒だった。七重と仲良くなりたいと思うミンだったが、その思いとは裏腹に、自転車で七重に接触してしまい、彼女の大事な美術道具を川へ落としてしまう。