1944年、ナチス占領下のパリ。若く優秀な作家マルグリットは、夫のロベール・アンテルムとともにレジスタンス運動のメンバーとして活動していた。ある日、夫がゲシュタポに逮捕される。マルグリットは夫を取り戻すために協力者のピエールの力を借り、危険に身を投じることを決意する。愛する夫の長い不在はパリ解放後も続き、心身がぼろぼろになりながらも夫の帰りを待つマルグリットだったが……。