シネマ歌舞伎 天守物語

シネマ歌舞伎 天守物語
2011
117分
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白鷺城の最上階には、異形の者たちが住んでいた。その異界の主・天守夫人の富姫(坂東玉三郎)が侍女たちと語り合っていると、富姫を姉と慕う亀姫(中村勘太郎)が現れ、宴を始める。その夜、藩主播磨守の鷹を逃した罪で切腹しなくてはならなくなった鷹匠の姫川図書之助(市川海老蔵)は、鷹を追って天守閣最上階に向かえば命を救うと言われ、天守の様子をうかがいに来る。富姫は二度と来るなと図書之助を戒める。図書之助は立ち去るが、手燭の灯りを消してしまい、火を乞いに再び最上階へと戻る。富姫は最上階に来た証に、藩主秘蔵の兜を図書之助に与える。しかし、この兜のせいで図書之助は賊と疑われて、追われて最上階へ戻ってくる。いつの間にか図書之助に心奪われていた富姫は、喜んで彼を匿う。しかし、異界の人々の象徴である獅子頭の目を、追っ手に傷つけられる。すると2人は光を失ってしまうが……。

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