1930年代仏領インドシナ。この地で生まれ、祖国を見たことがないフランス人女性エリアーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)はゴム園を切り回していた。彼女には死んだ友人の娘でアンナンの皇女であるカミーユ(リン・ダン・ファン)という養女がいた。フランス人将校ジャン・バチスト(ヴァンサン・ペレーズ)が2人の前に現れる。以前、絵画オークションで落札の権利を譲ってくれと頼み、断られたエリアーヌに恋をした彼は、激しく愛を伝えた。彼と愛し合うようになったエリアーヌに、父エミール(アンリ・マルトー)は別れを強要する。