西暦2005年。太平洋上の火山島8JOに世界初のフルオートメーション・ロボット工場「マザータワー」が建設された。家庭や工場などいたるところでロボットが活躍し、政治や経済の問題解決にはコンピュータが判断を下すというコンピュータ・ロボット社会の到来だった。軍隊の主力も人間から、「ガンヘッド」と名付けられた無人戦闘ロボットによる部隊へと移行していた。そして、8JO全体の管理は、巨大コンピュータ「カイロン5」に委ねられていた。