6月6日午前6時、イタリアの病院。出産と同時に母親を失った赤ん坊、ダミアン(ショーン・フィッツパトリック)。ちょうど同じ日、生まれたばかりの赤ん坊を亡くしたアメリカ外交官のロバート(リーヴ・シュライバー)とキャサリン(ジュリア・スタイルズ)のソーン夫妻は、ダミアンを引き取り、愛情をそそいで育てる。ところが成長したダミアンの周囲では、家政婦をはじめ大人たちが次々に謎の死を遂げる。キャサリンまでが不可解な事故で重傷を負うなか、ロバートはダミアンに恐るべき疑いを持つようになる。そしてある日、一人の神父がロバートのもとを訪れ、ダミアンにまつわる恐るべき事実を告げる。