京子(冨手麻妙)は、小説家兼アーティストとして一躍時代の寵児に。日々、極彩色の部屋に籠もり、マネージャーの典子が伝えるスケジュールを分刻みでこなしていくうちに、終わらない悪夢のように思えてくる。自分は京子なのか、京子を演じているだけなのか。虚と実の狭間で、秘められた京子の過去が浮かび上がってくる。