太った看護婦コラル(レヒナ・オロスコ)は、二人の幼い子供と貧乏暮らし。フランスの俳優、シャルル・ボワイエの大ファンである彼女は、文通相手募集の記事で自称ボワイエ似のスペイン人、ニコラス(ダニエル・ヒメネス・カチョ)と知り合う。彼は結婚詐欺師で、元妻も殺害した男だったが、恋に落ちてしまったコラルは、子供を養子に出し、強引に求愛。ニコラスは自分の秘密であるカツラのこともコラルに知られてしまったが、それでもひるまない彼女に、やがて愛の感情を抱いてしまう。