『四神降臨』四方の方角を霊獣が神として司ると古より伝えられている。東より青龍、南より朱雀、西より白虎、北より玄武の四神が集う時、厄難は去り、霊獣は各々の力を漲り、人々は宴を求め、新たな物語が始まる。『五穀豊穣』民は豊作を祈り、それを歌にのせて唱え、祈りとして納める。神への感謝、神前にて執り行う儀式、“舞”の前兆の音色が奏でられる。『祈望祭事』儀式に則り、鈴を鳴らし、大地を踏み鳴らし、豊作を願う民人。天地人、全てが一体となった時、人間はどこまで踊り狂うのか。『花のこゝろ』人は生まれ、そして死ぬ。しかし、どこかでその“こゝろ”は続いている。夫と子を亡くした女と、戦いで傷を負った男。二人は何を求め、互いに信じ合うのか。琵琶の語りで繋ぐ創作舞踊物語。