江戸時代中期。郡山新田藩。関西出身の5人の忍者、カザハ(重岡大毅)、フウト(小瀧望)、ホウジ(平野紫耀)、ソラ(神山智洋)、キスケ(向井康二)は“忍”として長年受け継がれてきた技術を磨くため夜な夜な修行を行っていた。だが永く続いた戦乱が終わり、泰平の世となったことで、忍の仕事は激減。生きるためには忍以外の仕事をしなければならず、刀砥ぎ屋や僧、飛脚などで生活の糧を稼いでいた。そんな中、江戸から戻ってきた彼らのリーダー・中忍のゲンゾウ(桂ざこば)は、カザハたち5人の解雇を告げる。