1958年。18歳のケイティ(ロモーラ・ガライ)は、父の転勤に伴って家族と共にキューバのハバナへやってきた。だが優等生のケイティは、社交的な妹のスージー(ミカ・ブーレム)と違い、ゴージャスなリゾート・ライフを送るアメリカ人グループにはなじめなかった。そんなある日、ケイティは街角で、キューバ音楽に合わせ地元の人々が踊る光景に目を奪われてしまう。ダンサーの中には、彼女が滞在するホテルでウェイターをするハヴィエル(ディエゴ・ルナ)もいた。彼はケイティを地元のナイトクラブに誘うが、彼女には父の上司の息子ジェームズ(ジョナサン・ジャクソン)とカントリー・クラブのパーティーに出かける約束があった。だがその夜、結局ジェームズを連れてクラブに行ったケイティは、ハヴィエルに誘われるままフロアで踊る。だがハヴィエルは、客であるケイティと親しく付き合ったことでウェイターをクビになってしまった。ハヴィエルの夢が家族と共にアメリカへ移住することだと知ったケイティは、優勝賞金5千ドルのダンス・コンテスト出場の話を彼に持ち掛ける。