1869年、西部開拓時代のアメリカ。名うての捜査官の合衆国陸軍第9連隊騎兵隊大尉ジェームズ・ウェスト(ウィル・スミス)は、発明狂の法執行官アーティマス・ゴードン(ケヴィン・クライン)とコンビを組んで、科学者を誘拐して超強力な秘密兵器を製造し合衆国を脅迫してきた謎の一団の捜査を、グラント大統領(ケヴィン・クライン=二役)から命じられた。かねて追跡していた流血将軍こと元南軍のマグラス将軍(テッド・レヴィン)の行方を追ったふたりは、博士である父を探しているという女性リタ(サルマ・ハエック)に出会い、やがて事件の黒幕が南部きっての陰謀家にして天才発明家のアーリス・ラヴレス博士(ケネス・ブラナー)だと知る。