大木一徹(安川純平)、箕輪俊彦(神永圭佑)、北浦文哉(吉岡佑)、伊賀鷹史(塩田康平)は大学2年の映研仲間だが、一度もマトモに映画を作ったことがない。リーダーの一徹は過去の名監督と自分を比べてしまい撮る気が起きず、高校からの付き合いの同じ映画マニアの俊彦とは映画の趣味や解釈が合わずケンカばかりしていた。唯一の1年生部員・野崎雄司(石渡真修)もそんな先輩たちに愛想をつかし、顔を出さなくなっていた。