米テキサス州ダラスのFBI司令部。捜査官ドイルは、全米を震撼させているテキサスの連続殺人事件を担当していた。殺人鬼は必ず“神の手(ゴッド・ハンド)”という謎の文字を現場に残していた。ある嵐の夜、彼のもとへフェントンという男が訪ねてくる。男は、連続殺人の犯人は自分の弟のアダムで、数々の殺人を犯した後に自殺したと告白する。そして、弟の殺人にはある理由があったと付け加え、彼ら兄弟の少年時代にまで遡る恐ろしい物語を語り始めるのだった。