国松連合総長・下川が組の統率役を実質上引退し、若頭・河本が総長代行に、加賀が総長代行補佐に指名された。兄弟分として以前からお互いを理解してきた河本と加賀は、伝統を守りながら組を盛り立てていこうと新たに固く誓い合う。ある日、日本進出を狙った中国マフィア龍頭会頭目・楊が、二人の前に姿を現した。横浜中華街辺りを仕切る国松連合会に接触し、そこでヘロインを捌こうという計画なのだ。