アメリカの閑静な住宅街に、週末になるとハーレーに乗った4人組が現れる。実業家のウディ(ジョン・トラヴォルタ)、歯科医のダグ(ティム・アレン)、小説家を夢見る下水配管工のボビー(マーティン・ローレンス)、パソコンのスペシャリスト、ダドリー(ウィリアム・H・メイシー)だ。ウディはある日突然、自己破産を宣告され、妻にも逃げられ、大きな家も失う。ダグは仕事も家庭も順調だが、守るものなどない無鉄砲だったころの面影は無く、大きくなる一方の腹に頭を悩ませていた。ボビーは小説の執筆に専念するために妻から1年の猶予をもらったが、生計を支える妻と家庭内の立場が逆転、娘にもバカにされる日々を送っている。パソコンおたくのダドリーは運命的な恋を待ち続け、独身生活を余儀なくされている。ある週末、4人はバイクに乗ったあと、ハーレー仲間が集うバーに行く。そこでウディが、アメリカ横断の旅を提案する。