コニー・アイランドの寂れた海岸。孤独な未亡人サラ(エレン・バースティン)は、定職につかない一人息子ハリー(ジャレッド・レト)とアパートで暮らしている。家に閉じこもってテレビを観るだけのサラに、ある日、ダイエット番組から挑戦者として出演依頼の電話がかかってくる。かつての美しさを取り戻すためにサラはダイエットを開始するが、ダイエット薬に依存しすぎて中毒となる。一方、ハリーは、新しい恋人のマリオン(ジェニファー・コネリー)と、将来の幸福という夢について語る日々。やがて彼らは、友人タイロン(マーロン・ウェイアンズ)の導きにより、麻薬の売人を始める。しかし売買はうまくいかず、2人は自分たちがヘロイン中毒となってしまう。ハリーは片腕が腐り、マリオンは麻薬欲しさに自分の体を売るのだった。