ある日、心理カウンセラーの赤井は、女子大を卒業したばかりのフリーター・津村晴香から援助交際を申し込まれる。毎日、UFOを待っていると言う彼女に興味を持った彼は、数日後、彼女の同意の下、催眠療法を試みることにした。すると、彼女は高校2年の時に起こった異常な体験を語り始めた。幼い頃に父親を亡くし、仕事の忙しい母と遊んでばかりいる中学2年の弟と平凡な生活を送っていた晴香。UFOに別の世界へ連れて行って欲しいと願っていた彼女は、その年の秋、見知らぬ男・住川に誘拐、監禁されてしまった。