第2次世界大戦のさなか、新造Uボート「U612」の乗組員フランクは、水中の戦場へと旅立つ。 若いクルーたちにとっては初めてのミッションであり、しだいにフランクは戦争の恐怖や逃げ場のない閉所での緊張に直面する。一方、陸でドイツ海軍の通訳を務めるフランクの姉シモーヌは、ゲシュタポ捜査官の監視下にいながら反ドイツレジスタンスにのめりこんでゆく。