金融業社長の本郷啓輔(中村俊介)、啓輔から借金をしている証券アナリスト黒木美穂(本上まなみ)と元警視庁監察官のホームレス越川元宏(吹越満)。それぞれ多額の借金を背負った3人(シャッキング)が手を組んで、汚い手段でお金を稼ぐ悪人達から大金を奪う計画を実行していく。最初のターゲットは、粗悪な化粧品の販売で私腹を肥やす「プレミアム・ビューティ」社長津島五郎(佐野史郎)。美穂は歴史遺産収集が趣味の津島に「クレオパトラの棺」の話を持ちかけるが、その棺が本物と確認できる証拠を要求される。果たして、3人は疑い深い津島から大金を奪うことができるのか。