1974年にスウェーデンの西海岸にある小さな島スティルソで生まれた。人間の社会的行動を的確かつユーモラスに描くことで知られると同時に、フォトショップなど画像処理ソフトを使った映像処理を得意とする。長編デビュー作「THE GUITAR MONGOLOID」が2005年にモスクワ国際映画祭で国際批評家連盟賞を獲得。Plattform Produktionの共同創業者エリク・ヘンメンドルフがプロデュースした長編2作目の「INVOLUNTARY」はカンヌ国際映画祭2008の「ある視点」部門でプレミア上映された。すべてのカメラワークを編集の段階でコンピューター処理して制作した短編映画「INCIDENT BY A BANK」は、ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。長編3作目の「PLAY(2011)」はカンヌ国際映画祭の監督週間でプレミア上映され、審査員クープド・クール賞を受賞したほか、欧州議会が選出するラックス賞にもノミネートされ、北欧最大の映画賞であるノルディック映画賞を受賞した。長編4作目の「FORCE MAJEURE」はカンヌ国際映画祭の「ある視点」部門で審査員賞を受賞したほか、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、米アカデミー賞の最終候補リストにも選ばれた。2017年にパルムドールを獲得した「ザ・スクエア 思いやりの聖域」は、カンヌ国際映画祭でプレミア上映された4本目の作品であり、公式ラインナップされた初めての長編映画。2018年の米アカデミー賞で国際映画賞(旧・外国語映画賞)にもノミネートされた。