
餅太郎
4 years ago

コロンバス
『コロンバス』と聞いてパッとモダニズム建築が頭に浮かぶ人にとっては大変素晴らしい内容。そうでない方には少し退屈かもしれない。監督のコゴナダ氏は小津安二郎の世界に惚れ込んで小津映画の脚本家である野田高梧(こうごのだ)氏からその名前をとった。そして映画を見ていただくと分かりますが ちょっと小津大好き過ぎ カメラが微動だにしない撮り方、ズームしたりパンしたりしない。人物が佇む、全てが計算して配置され、何かが時折通り過ぎる程度。まるで美術館で絵画や写真展を見ている様な内容。つまり、美術館が苦手な人には絶対に無理だと思われます。 息子ジン役のジョン・チョーさん、イイでしょう?あの困った様な表情が好きで個人的に推しなのですが、彼が気になった方は2018年『Search』をどうぞ。 おまけ1 もし、この映画を見てコロンバスを旅してみたいと思った方はひとり旅で。映画で見るよりは遥かに地味で退屈で物悲しい街かもしれません。(コロンバス行きたい方はそもそも派手さは求めていないでしょうけれど) おまけ2 『ロスト・イン・スペース』を丁度見ていたので偽Dr.スミスが激しく気になりました。流石はインディペンデント映画の女王だわ。存在感すごい。