小学校~それは小さな社会~
小学校~それは小さな社会~
2023 · ドキュメンタリー · 日本, アメリカ, フィンランド, フランス
99分

英国人の父と日本人の母の下に生まれた山崎エマ監督は、公立小学校を卒業後、中・高はインターナショナルスクールに通い、アメリカの大学へ進学した。彼女はニューヨークに暮らしながら、自身の“自分らしさ”は、すべて日本で過ごした小学校時代に学んだ“規律と責任”という重要な価値観に由来していることに気づく。“6歳児は世界のどこでも同じようだけれど、12歳になる頃には、日本の子どもは“日本人”になっている。すなわちそれは、小学校が鍵になっているということではないか”との思いを強めた彼女は、前代未聞の長期取材で公立小学校での映画撮影を実施。現場で4,000時間、150日、700時間以上の素材を編集し、そこから見えてきた“今、日本人に伝えたい、大事なこと”を捉える。日本の小学校では、児童自らが学校を運営するためのさまざまな役割を担い、その役割をまっとうすることで、集団生活における協調性を身につける。教室の掃除や給食の配膳などを子どもたち自身が行う国は少なく、日本式教育“TOKKATSU”が今、海外で注目を集めている。日本人の私たちが当たり前にやっていることも、海外から見ると驚きでいっぱいだ。今、小学校を知ることは、未来の日本を考えることだと、この作品は投げかける。
mh
3.0
学校ってこんなにつらい場所でなくてもいいと思う。先生がキツそうだから、子どもも大人になりたくないと思う。 小学校1年生って、毎日起きて学校に行って授業を受けるだけでも大変。なのに、学校側が求めるものが余りにも多すぎる。 子どもは小さな大人ではない。子どもは子どもだ。子どもがきちんと子どもらしく生きてこそ、きちんと大人になれるのだと思う。 あと、できない子が叱られて怒られて、最後に「ある程度」できるようになった場面がいくつもあった。縄跳びだったりシンバルだったり放送部だったり。 なにかができない子たちは、私の目からみ見てもほかにいいところがあった。でも、先生たちは、「できないことを努力して無理やりできるようにすること」を教育のめあてとしているように見えてしまった。 そうじゃなくて、もっともっとずっと子どもを信じて放ったらかしておくと、子どもは自ずといいところを伸ばすようになる。 あんなに子どもをいじると、みんながしんどい。中にいる人たちは、空気が濃すぎてそれに気づけてない。そう感じるドキュメンタリー映画だった。
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