オキナワより愛を込めて
オキナワより愛を込めて
2023 · ドキュメンタリー · 日本, アメリカ
101分

沖縄の伝説的写真家、石川真生。沖縄県大宜味村に生まれ、半世紀にわたり沖縄を拠点に、沖縄に関係する人物を中心に人々と時間を共にしながら写真を撮り続けている。石川が写真家になることを決意したきっかけは、1971年11.10ゼネストだった。1971年11月10日、米軍基地を残したまま日本復帰を決めた沖縄返還協定を巡り、沖縄の世論はエスカレート。ストライキを起こした労働者と機動隊が衝突し、警察官1名が亡くなった。石川はこの現場を間近で目撃しており、これをきっかけに沖縄を取り巻く状況に疑問を抱き、写真家の道に進んだ。1975年、石川は米兵を撮るためにコザ・照屋の黒人向けのバーで働き始め、バーで働く女性たちや黒人たちと共に時間を過ごしながら、日記をつけるように写真を撮り続けた。写真集『熱き日々 in キャンプハンセン!!』(1982)、『熱き日々 in オキナワ』(2013)、『赤花 アカバナー 沖縄の女』(2017)の3冊には、当時の生活が収められている。およそ半世紀が経った今、石川は自身の初期作品を振り返り、石川自身が最も大事にしている写真に納められた人々との物語を語っていく。