婚礼
Wesele
1973 · ドラマ · ポーランド
102分

1900年、ポーランドの旧都クラクフで、ひとりの若い人気作家(ダニエル・オルブリフスキ)が、農民の娘(エヴァ・ジエンテク)と結婚式を挙げた。二人は、参列者と共に馬車で、郊外にある花嫁の姉(イザァ・オルシェフスカ)と結婚した画家(マレック・ヴァルチェフスキ)の館に向った。詩人(アンジェイ・ワピツキ)、新聞記者(ヴォイツェフ・プショニャック)らクラクフの著名人が招かれた婚礼の宴が始まり、ユダヤ人商人の娘ラヘラ(マヤ・コモロフスカ)がやって来て、庭のわら人形にまじないをかけて去っていった。やがて宴の人々は、幻想の世界に陥り、歴史的人物の幽霊や亡霊との出会いを繰り返す。館の主人は、一人の亡霊から蜂起の命令を受け、農民の若者ヤシェック(マレック・ペレペチコ)に亡霊からもらった蜂起のシンボル、黄金の角笛を持たせ、周辺の村々に走らせる。農民のチェピエッツ(フランチシェク・ピェチカ)はそのことを知ると蜂起の準備を行い、芸術家やインテリに参加を迫るが、彼らは酔いと幻想の中の出来事だと動こうとせず、やがて彼らはすべて魔法にかけられたように動かなくなる。明け方、角笛を失くしたヤシェックが帰ってくると、蜂起と独立の幻想に呪縛された人々は、庭のわら人形の周囲で、夢を見ているかのように踊り出す。そして花婿の前で、一頭の白馬がゆっくりと倒れていく。