鉛の時代
Die Bleierne Zeit
1981 · ドラマ · ドイツ, 西ドイツ
106分

ユリアンネ(ユタ・ランペ)とマリアンネ(バーバラ・スコヴァ)は、戦時中に生まれ、鉛の時代といわれた1950年代に厳格な牧師の家庭で成長した。性格は違うが、二人とも、幼ない頃学校で上映されたガス室での大虐殺のフィルムを見て、嘔吐をもよおした経験をもっていた。マリアンネは、そのまま社会への反抗心を強くもつようになりテロリストのグループに入って活動した。ユリアンネは恋人と同棲しながら、女性雑誌の編集の仕事に励んでいた。そんなころテロ活動で逮捕されたマリアンネが獄死した。自殺という当局の発表に疑問を抱いたユリアンネは、平穏な恋人との生活を拾てて、死因を究明し始めた。マリアンネが残した息子をひきとり、彼女が入っていた牢獄を何度も訪れたユリアンネは、固い絆で結ばれていた妹の苦悩と生き方を徐々に理解してゆくのであった。